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肩関節の治療について

肩の関節はかなり複雑です。なぜなら、自由度の高い関節だからです。

自由自在に動くという事は、自由自在に動かないように固定する必要があると言うことです。実際に肩の関節は、上腕骨、肩甲骨、鎖骨、肋骨と言う4つの骨から構成されています。そしてそれぞれに靭帯があり、靭帯の役割をする筋肉がくっついていて、肩が外れたり抜けないように固定しています。

ハリナビスの治療は、どの筋肉、どの靭帯が傷んでいるかを見極めて、なぜそうなっているのかを分析していきます。痛みには必ず理由があると、考えています。

日常生活で一番痛い場面を想像してもらい、問診いたします。その後、動きのチェックです。腕を上げると痛い、後ろにすると痛い、横に上げると痛い、水平で痛い。続いて、手首に少し変化を加えます。捻って上げると痛い、逆捻りで痛い、上げた状態から下ろす時に痛い。座ってする動きと、寝て動かすのとでは少し変化が出ますので、それもしっかりチェックしていきます。

腕を前の方向に真っ直ぐ上げる時、肩の力で腕全体が真っ直ぐ上がっているように見えます。が、これは間違えです。肩の力で上がるのは、肩から肘までです。そこから先は、肘の筋肉や手首を動かす筋肉が連動して上手く働いているので、腕全体が持ち上がっているのです。

肩の関節は、真っ直ぐ上げると骨と骨がぶつかります。なので、ぶつからないように少し回転していきます。その時に大切なのは、肘や手首の筋肉です。なぜなら、肘や手首の筋肉は前腕と上腕を結んでいたり、筋肉同士がコラーゲンで連結しているからです。肘や手首の筋肉が凝ってくると、上腕が上手く回転しません。結果的に、骨と骨がぶつかりそうになり、痛みや違和感が出てしまいます。

なので、同じ動きでも、手首や肘の角度によって筋肉の状態が変化します。ここをしっかり評価しない

と、結果は出ません。

そして、実際に治療に移ります。先ずは、この15通りの動きを、座っている体制と寝た状態の2パターンで評価します。ここまでくると、ボンヤリと悪い筋肉が整理出来てきます。少しほぐして動きを確認、またほぐして動きを確認、しっかりと原因の筋肉にアプローチが出来れば、この時点で痛みが軽減します。なので、その場で答え合わせが出来ます。最終段階、ほぐしても取りきれない原因の凝りに、鍼をします。

 

 

肩関節は人体の中でも一番自由度の高い関節です。これを支えているのは、肩甲骨、鎖骨、肋骨です。そして、上腕骨と肩甲骨がくっついている場所が肩関節であり、施術は肩周りを中心に行われるのが一般的です。

 

 

ハリナビスの肩関節の治療は、まず評価します。どの動きでどの部位が痛いのか。その時に一番引っ張っている筋肉を、しっかり観察します。

 

 

肩の周りに筋肉もチェックしますが、私の経験上、上腕や前腕の筋肉が肩の動きを制限している事が多々あります。この方もそうでしたが、手をよく使うお仕事の方は、日々の疲れが蓄積せれていきます。それによって出来た凝りが原因で、手首自体が回らなくなっていたのです。例えば、着物の帯を直す動作や、髪を結う動作には、肩関節の屈曲や伸展と、手首の回旋動作が同時に起こります。ここを見逃すと、いくら肩甲骨や首をほぐしても、痛みは改善されません。原因がそこではないからです。

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​ハリナビスでは、原因を追求して治療致します。対処療法も同時に致します。

​日常生活の動作などにも気をつけていただき、一緒に良くなる事を目的としています。
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